紙と活版印刷を持って、下関へ。|TipTie 2026に参加します

 

tiptie2026表紙

 

山口県下関市を中心に開催される「TipTie 2026」に、NEKO to HAMBURGとして参加します。

開催期間は、2026年9月11日(金)〜23日(水・祝)

今年は下関市内20会場に加え、長門湯本温泉エリアの2会場まで舞台を広げて開催されます。

私たちの会場となるのは、下関市役所前の市民広場にあるカフェ「TAGLINE(タグライン)」です。

期間中はNEKO to HAMBURGの作品を展示・販売するほか、特定の日には活版印刷を体験していただけるワークショップも行う予定です。

普段は光市で活版印刷をしている私たちが、なぜ下関のTipTieに参加するのか。

今回、TipTie実行委員会にイベントに込めている思いを聞いてみると、私たちが普段ものづくりの中で大切にしていることと、どこか重なるものがありました。

 

「はしっこでつながる、ぶんかをむすぶ」

今回の参加にあたり、TipTie実行委員会に、このイベントに込めている思いを聞きました。

TipTieという名前は、

Tip=はしっこ

Tie=むすぶ

を語源にした造語。

本州の最西端・山口県。その最も端に位置する下関市から、

「はしっこでつながる、ぶんかをむすぶ」

をテーマに、地元の素敵な場所をクリエイティブやカルチャーの視点から再発見するイベントとして、2024年に始まりました。

カフェや雑貨店など、普段はそれぞれの日常がある場所を“ギャラリー”に見立て、冊子を片手にまちを巡る。

実行委員会が思い描いているのは、作品を見ることだけではなく、その先にある時間です。

「普段の場所が、より一層たのしくなる。
 何気ない会話や風景から、発見やつながりが生まれる。」

そんなことを想像しながら、この3年間、まちの彩りをパズルのように組み合わせ、「宝探しの地図をつくるような気持ち」でTipTieを企画してきたそうです。

2026年はエリアを広げ、下関市に加えて長門市の一部も舞台になります。

 

TipTie実行委員会の話をお聞きして、思ったこと

「何気ない会話や風景から、発見やつながりが生まれる。」

この言葉を聞いたとき、私たちが活版印刷を通して大切にしていることにも、少し似たところがあるように感じました。

私たちの仕事は、もちろん印刷物をつくることです。

でも、活版印刷でつくった名刺を渡したとき、

「これ、なんだか普通の印刷と違いますね」と紙を触ってもらえたり、

「どうやって印刷しているんですか?」 と、そこから会話が始まったりすることがあります。

一枚の紙をきっかけに、知らなかったものを知ったり、人と人との会話が始まったりする。

私たちが大切にしている

「少しのこだわりが、誰かをつなぐはじまりに」という考え方も、そんなところから生まれています。

だからこそ、街の中に作品が入り、いつもの場所で新しいものに出会い、そこから人や文化がつながっていくTipTieに、活版印刷を持って参加できることを楽しみにしています。

 

NEKO to HAMBURGを持っていきます。

今回、TAGLINEで展示・販売するのは「NEKO to HAMBURG(ネコトハンバーグ)」の作品です。

NEKO to HAMBURGは、光市の中村印刷株式会社の活版印刷部門「うみよこ活版のネコ」と、光市のデザイン事務所「HAMBURG」から生まれたコラボレーション。

それぞれの名前を合わせて、「NEKO to HAMBURG」と名付けました。

うみよこ活版のネコとHAMBURGには、それぞれ得意とすることがあります。

でも、一緒にものづくりをするようになった理由は、それだけではありません。

紙そのものが好きで、紙の質感や手触り、印刷したときの表情まで大切にしたい。

そんな紙に対する想いやこだわりが、同じ方向を向いていました。

紙を選び、デザインを考え、活版で印刷する。

効率や便利さだけではなく、手に取ったときに「なんかいいな」と思ってもらえるものをつくりたい。

NEKO to HAMBURGは、そんな二者の思いから少しずつ生まれているプロダクトです。

TipTieでは、写真だけではなかなか伝わらない紙の質感や、活版印刷ならではの凹凸まで、実際に手に取って楽しんでいただけたらと思っています。

 

会場は下関市役所前の「TAGLINE」

 

私たちの作品を展示するTAGLINEさんは、下関市役所前の市民広場にあるカフェです。

市役所のすぐそばにありながら、芝生の広場と一体になった開放的な場所。

もともとこの場所は、子どもから若者、お年寄りまで、さまざまな世代の人が集まり、つながる場所として整備されました。

そんな普段から人が行き交う場所が、TipTieの期間中は作品と出会う“ギャラリー”になる。

今回のTipTieの考え方にもぴったりな場所だと思います。

コーヒーを飲みに来た方が、たまたまNEKO to HAMBURGを見つける。

そこから紙を触ってみたり、活版印刷を知ったりする。

そんな偶然の出会いが生まれるのも、今回楽しみにしていることの一つです。

 

 

 

活版印刷を、実際に体験してみる

期間中の特定日には、TAGLINEで活版印刷のワークショップも行います。

今回つくるのは、活版印刷と革を組み合わせたオリジナルストラップ。

活版印刷というと「紙に印刷するもの」というイメージが強いかもしれません。

私たち自身も、紙の質感や手触りを大切にしながら日々ものづくりをしています。

でも、活版印刷には紙とはまた違った素材と組み合わせる面白さもあります。

今回は革と活版印刷を組み合わせて、自分で印刷するところから楽しんでいただきます。

見るだけでは分からない、印刷するときの感触。

そして、自分で刷ったものが一つの形になっていく面白さ。

普段、活版印刷に触れる機会がない方にも、気軽に体験していただけたらと思っています。

現在予定しているワークショップ開催日は、

9月13日(日)

9月20日(日)

9月23日(水・祝)

です。

※開催日は追加・変更になる場合があります。決まり次第うみよこ活版のネコ Instagram (クリックで移動)でお知らせします。

 

いつもの場所で、いつもと少し違う出会いを

普段は光市で活版印刷をしている私たちにとって、下関で作品を展示し、直接手に取ってもらえることも、新しい出会いの一つです。

NEKO to HAMBURGの作品を見る。

紙を触ってみる。

活版印刷を体験してみる。

そこから「これ何だろう」と思ったり、誰かとの会話が始まったりする。

そんな小さなきっかけが生まれたら、それが私たちなりのTipTieへの参加の形なのかもしれません。

TipTieの冊子を片手に下関のまちを巡りながら、ぜひTAGLINEにも立ち寄ってみてください。

いつもの場所が、いつもと少し違って見える。

そんなTipTieの時間の中で、NEKO to HAMBURGと活版印刷にも出会っていただけたらうれしいです。

 

 

TipTie 2026

開催期間

2026年9月11日(金)〜9月23日(水・祝)

開催エリア

下関市内20会場・長門湯本温泉エリア2会場

NEKO to HAMBURG 展示会場

TAGLINE(タグライン)

山口県下関市南部町1-1 下関市役所横 市民広場内(クリックでグーグルマップに移動)

ワークショップ予定日

9月13日(日)・20日(日)・23日(水・祝)

※各会場の開催時間・休日は異なります。最新情報をご確認のうえお越しください。

 

NEKO to HAMBURGと活版印刷にも出会っていただけるとうれしいです。

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