2026/10/09
一枚ごとに異なる表情を持つ、手漉き和紙。
| ご依頼者様 | カルフコ(Calfko.)様 |
|---|---|
| ご依頼地域 | 山口県(中国地方) |
| デザイン | HAMBURG様 |
| 紙 | アワガミファクトリー 阿波手漉き和紙(耳付き大) |
| 印刷 | 両面活版印刷/各面スミ1色 |
| 印圧 | ハードプレス/キッスプレス |
工芸品や民芸品、手仕事、アート、そして日本の伝統美とシンプルさを融合させた「NEOJAPANDI」を展開する、カルフコ様の印刷物を制作しました。
デザインを手がけられたのは、グラフィックデザイナーのHAMBURG様
この度は、徳島県の和紙ブランド「アワガミファクトリー」の耳付き手漉き和紙を使用しました。
阿波和紙には約1300年の歴史があり、古くから受け継がれてきた手仕事の技術が息づいています。
手作業で漉かれた和紙は、一枚ごとに繊維の表情や厚み、紙の縁(耳)の形が異なります。
その自然な風合いを生かしながら、両面に活版印刷を施しました。
紙の個性に合わせて、印圧を使い分ける。
今回の制作では、片面をしっかりと凹ませるハードプレス、もう片面を優しく刷り上げるキッスプレスで仕上げています。
手漉き和紙は、一枚ごとに厚みや繊維の状態が異なるため、均一に印刷することが難しい素材です。
特に今回のような耳付き和紙は、紙の形状も一枚ずつ異なります。
試行錯誤を重ねながら印刷条件を調整し、和紙本来の風合いを生かした仕上がりを目指しました。
紙の繊維によって生まれるインキの表情も、手漉き和紙ならではの魅力です。
同じ紙も、同じ印刷の表情も二つとない。
古くから受け継がれてきた手漉き和紙と活版印刷。それぞれの魅力が重なった印刷物になりました。
お問い合わせフォーム